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MICROWAVE OFFICE® サクセス・ストーリー

J&R Microwave Solutions

J&R Microwave Solutions社は、AWRのソフトウェアを利用し、複雑なアクティブ電力分配器の設計を行いました。

背景

フランスのツールーズに拠点のあるJ&R Microwave Solutions Ltd.(以下、J&R Microwave)は、メタリック・モジュール・モデルとGaAs MMIC設計に特化したデザイン・ハウスです。2006年に設立し、製品が市場にリリースされるまでの時間を短縮するために、業界をリードする企業に設計およびモデリング・サービスを提供しています。

J&R Microwaveは、受信と送信チェーン双方のためにSバンドからKaバンドにおよぶMMICを設計しました。そのDCから40GHzまでをカバーする進行波MMICの開発成功により、J&R Microwaveは、広帯域MMIC開発のための主要なデザイン・ハウスとなっています。また、CバンドからKuバンドおよびKuバンドからKaバンドへのハイパフォーマンスの広域帯デザインも開発しました。

設計上の課題

アクティブ電力分配器は、複雑な検出用のログ・ビデオ・アンプ(EDLVA)システムのダイナミック・レンジを拡張して利用しています。これを、低ノイズ・アンプ(LNA)と一つ受動素子で置き換えて実現しています。余剰の広帯域のために、高利得獲得および製造後のゲイン制御、カスケード設定の選択がなされました。そのため、設計上の主な課題は、小さなレイアウトに10FETをカスケード接続し、RF/DCネットワークを構築し、さらに目標性能を実現することです。

解決策

AWRの提供するモデルの正確さのおかげで、Microwave Office とAXIEM®ソフトウェアは、複雑なMMICデバイス等のシミュレーションにハイレベルな信頼性をもたらします。回路図とレイアウトは同じデータベースを使うため、Microwave Officeはレイアウトの変更は自動的に回路図、およびシミュレーション結果が更新されるため、信じられないようなレイアウト設計の時間短縮が可能となりました。さらに、AXIEMは、EMの全体構造シミュレーションを可能とし、EM構造を最適化して望まないクロス・カップリングを回避できるようになりました。


J&R Microwaveによる価値ある提案は、業界をリードする企業へのGaAsのデザイン・ノウハウであり、最初のパスでの設計成功/完了と市場投入時間短縮を実現するという優位性を提供するものです。これら全てはJ&R Microwaveにとって大変重要な要素であり、また下記の理由により我々はAWRツールを選択したのです:

  1. ユーザーフレンドリーなソフトウェアのインターフェースにより習得が容易になり、迅速な操作が可能となりました。
  2. 回路図とレイアウトは同じデータベースを使った2つの異なる図です。このMicrowave Officeソフトウェア機能を点数付けするならば、MMICデザイナーが容易にレイアウトを操作できシミュレーション結果への影響を直接見ることができるため、その有益性に関して、その点数は非常に高いものです。
  3. AXIEMは、MMICの重要な部分において迅速で容易なEMシミュレーションと、レイアウトからの直接な最適化を可能とします。
  4. 回路の正確性とEMベース・モデル。


Microwave Office での3Dレイアウト図表示において、アクティブ電力分配器MMICにおいて、カスケード接続されたペアになった10FETが確認できます。


ブローシャ

Download Success Story (PDF in English) 

 

 


我々は今、Microwave OfficeおよびAXIEMを利用して、MMIC実装技術を利用しLNAまたはPAを設計しています。従来6ヵ月を要していた設計を2ヵ月で完了できるようになりました。AWRツールを利用し、設計したMMICは、実テストにおいて、最初から完璧に機能し、優れたものに仕上がっています。

 

Dr. N'Gongo Simplice
Founder
J&R Microwave Solutions Ltd.